ここ最近極めて多忙で、何とか家には帰れる、という程度の日もしばしばである。9月中頃までは何もできないに近い状況だ。それを過ぎれば、相変わらずマイペースではあるが細く長く維持するつもりである。相変わらずアクセスいただいている皆様には申し訳ない限りです。
ところで、本ブログからもリンクしている「さくらの永田町通信」が閉鎖の憂き目にあったという話を聞いた。本ブログの別のリンク先複数に記述されているので知っている方も多いと思う。私は上記の通り多忙で、最後のエントリなどは目にすることができずとても残念である。安倍首相批判のエントリは読ませていただいた。確かに反響も大きかったようであるが。
それにしても度量の狭い事であると思う。彼女が党関係者にあたることはブログ内容からして分かるとしても、どのような立場の人であるかは、例えば私などは全く把握していない。党に属する立場ではあるが、一般の自民党員の中では比較的内情に詳しい一人のブロガーとして、個人的見解の発露という立場に徹していたように思われる。公的なものと私的なものの距離感覚は常に注意深く維持してきた賢明な人物とは言えないだろうか。誠に惜しいことであると思う。抗議の意味も若干こめて、リンクはそのままにしておく。撤回されることを願いつつ。
「副会長だより」も閉鎖された由。正直私は多くのブログを読んでいるわけではなく、このブログもそのうちエントリをまとめてゆっくり読み、リンクをお願いしようかと思っていたという状況である。忙しさにかまけて放置しているとこのように後悔することになるという事か。
閉鎖に至る経緯としては、Baatarismさんのエントリで(コメント欄で)書かれているように機械的な処理という可能性が高そうに思われるが、あまり細かい事まで規制するのはうまくない話である。むしろ党職員が喜んで宣伝役を買って出るような求心力の強い政権を目指すべきであろう。支持しない人間であるとしても、10くらい批判する人間を7程度の批判にとどめるというのが政治の要諦なのだが、この調子では期待できそうにない。・
それにしても、今年後半から来年いっぱいくらいは、恐らく国際情勢の激動の年になろうかと思うが、この不人気な求心力のない政権でそれを迎えるのは誠に不安である。政治とは不思議なもので、支持率の高い政権の政策は追認し、同じ政策を掲げる支持率の低い政権より良い結果を得る事がしばしばある。シビアな決断の際には特に問われよう。政治の失敗は破滅というより停滞という事になろうが、変化の激しい時代では当面の批判が少なくても致命傷になることがある。
2007年08月24日
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副会長だより
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Tracked: 2007-08-25 14:05
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造反議員の復党は許せなくても、意見の違う職員のブログは許せるのか?
私は、復党もプログの存在も許してよいと思うが、復党の方は許せない人が多いみたいですね。
最近は、つと更新が無いので(といっても一ヶ月程度、ではありますね)、きっとお忙しいのだと察していましたが、お加減はいかがでしょうか?
今年の夏は例年に無く色々と痛む時節のようですから、
万が一にも身命の際には立たないように、残暑をやり過ごしてくださいましね。
エントリにあまり関係ない内容ですいませんw
それでは。
この度の件は、まことに残念です。あまり、言葉がありませんが。。。
残暑、厳しい折、大変、ご多忙のご様子ですが、ご自愛ください。
まったくそのとおりですね。世論というものの怖さ、不思議さ。内閣改造も又しかり、という雰囲気。政権の浮揚力になるはずか、沈降力になりかけている。こうなると行幸か敵失しかないんでしょうか。起死回生の道は・・・。