・・・・・薄々嫌な予感はしていたが、猛烈な混雑。入場するのにすら30分近くかかる始末。後で確認すると20万の人出だったそうな。不安を抱きつつグローバルコモン3あたりから。
ドイツ館:
余りに並んでいる人が多いので行列禁止状態。後で様子を見に来てくれという話である。何故ここまで多いのか。唯一のRIDE系だからか。(オーストリア館のソリも乗り物と言えなくも無いが)
フランス館:
というわけで、隣のフランス館に。後で長い行列になったらしいから、ここに取り付いて正解だった。割と出来はいい。展示は光の演出が巧妙で多くの外国館の中でも最も美麗なほう。妙に大国ぶろうとしている向きもあるがロシア館よりは洗練されているのがミソか。全周シアターがあるのだが、外国館の中では屈指に金がかかっていると思う。映像の内容はというと、環境をテーマとしたイメージビデオなのだが、リベラシオン系とでもいうような思想傾向。時々浮かび上がる日本語メッセージも演出的でそういう印象を強める。中にはイラク戦争批判かこれというような部分もあるが偏見かも。気にしなければそこそこ感心する。
スペイン館:
入り口で紙袋とパンフ、小さい色鉛筆詰め合わせをくれた。そんなパビリオンもあるのかとちょっと意外に。エキスポサラゴザ2008というのが予定されているらしい。パビリオンの真ん中では映像が継続的に流されているが、その周辺部分でのコーナーがなかなか細かい出来。図書館を模した部屋で覗き穴で映像が見えるのはイギリス館出口のパターンだが目を引いた。全般として手堅い出来。
チュニジア館:
中東諸国のパビリオンと似た感じ。ただ物産展的側面はやや少なめで、砂漠の国のイメージを前面に押し出していた。本国の情勢を考えると頑張っているほうか?皿作りの実演があるのは後で気が付いた。見逃したのは少し残念。
ボスニア・ヘルツェゴビナ館:
本国は大丈夫かと思いつつ入館。まぁ、恐らく全外国館の中で、単独館としては一番手がかかっていない。展示写真と映像を流しているだけ。しかしまぁ、出展しただけでも偉いか。スタンプ提供とかでポイントを稼いでいた模様。お願いして館長?の写真を撮らせてもらった。
ウクライナ館:
ポーランド館に行くついでに
ポーランド館:
15分待ちの表示だったが、実際は30分以上待たされた。シアターは環境映像だがBGMのショパンはなかなか良く名曲アルバム豪華版の印象で出来がいい。その後の岩塩坑は暗いが良く作ってあると感じた。水晶のような美しさで一見の価値あり。
オーストラリア館:
うろうろしているうちに到着。この頃既に午後二時過ぎで遅くなったが昼食。腹が減ったのでワニとカンガルー、バーガーを2つも注文。ワニはあっさりで鶏肉か何かのよう。確か前に中南米のどこかの館でもテイクアウトした気がするがそれよりは美味しいか。カンガルーは普通によりうまい。ビーフに近い感触で安心して人にも薦められる。パビリオンは余りに混んでいたので後回し、しかし結果的には見る暇が無かった。ちょっと心残り。
南アフリカ館:
自然を強調するような展示。近代的ではあるが妙に印象が薄い。手堅いが普通といえば普通。
アフリカ共同館:
平たく言うと巨大物産展。ただ、意外に個別パビリオンに近いようなきっちり区切られた空間もある。ややお金のある国はそうしているという印象。実にいろいろな国が出ており、中には
日本庭園:
写真を多数撮影。綺麗。ゆっくり出来る。ただこういう場所は日本には山のようにあるとも感じた。地元民で無制限パスポートで入場できる人には良いか。もっとも混んでいる時には少し遠慮して欲しいと思わなくも無いが。
サツキとメイの家:
アニメを見ているわけでもないので思い入れは無いが、話題になっているらしいので外周だけでも見て回る。ただ、会場の中心地からはひたすら遠い。疲れた。
ドイツ館:
再び確認に行く。並べるが220分待ちの表示。帰れなくなるのでさすがに断念。
ギリシャ館:
ここ、あまり並ばない割に内容としてはそれなりにいい。ただ普通の観光案内だといえばその通りかもしれない。
ロボットステーション:
わんパク宝島と同じ建物で、雑然と混在しているのはやや残念。しかしなかなか意欲的なロボットが多数展示されており、比較的近未来に実用化できそうなのが多い。場所的に離れているが近くに来たときには確認するのもいいかもしれない。
三菱未来館:
「もしも月が無かったら」というテーマでのシアター。子供向けの科学啓蒙の感強し。音とかの迫力は凄いが、小さい子供には大音響すぎて刺激が強いかもしれない。地球と月がいきなり擬人化モードになるのは笑ったが内容は真面目なもの。
というわけで、混んでいるせいもありいくつか目当てのものが見れなかったのは残念。オーストラリアもそうだが、イタリアも見てないのでちょっと惜しい。まぁ観光で行った事あるからいいか。ドイツはあれだけ並んでいるからには非常に面白いに違いないと未練が。間違いなく勘違いだとは思うが。グローバルコモン1のアジア諸国は、入り口近くだけ行った感じ。韓国や中国は優先順位を落としていたら自然と行かずに終わった。こっちはあまり惜しくも無い(苦笑)
全般として思うのは、世間評価というのは国によって期待値があってそれと比較してどうこう言われているのだなという印象。やはり経済大国は全般としてレベルの高い館を作っていると思う。まぁ、この手の万博が国内で次にあるのは相当未来のことだろうし、なかなか良い思い出にはなった。空いている4月に行っておけば良かったか。
ウクライナの美人と再会できなかったのは残念でしたね。あとオーストリア館のソリにはもう一度乗っていただけるかとこっそり期待していたのですが(笑)こちらも残念です(私だけですが・笑)
私が行けるなら美人のウクライナ館とソリのオーストリア館、色鉛筆が貰えるスペイン館は必ず行きます。あとはトルコ館、マレーシア館あたりも行きたいですね。
でも、行ける確率5%ぐらいです(涙)
忙しくない6,7月に行っておくべきだったと後悔しています。
混んでいるし移動に時間もかかるので、行くのならグローバルコモン3・4に絞るのがいいかもしれません。