2005年07月14日

国連安保理改革の行方(7)

 各国の立場、案も出揃い、これからが本番だと思っていたが、本番だけあっていきなり強烈なのが。他国にも反対を促すという内容。理事国は最大20ヶ国前後というのはやはり本気で言ってるようだ。首尾一貫していて言ってる事が変わらないといえば、それはその通りなのだが。
 米国に関して言えば、ボルトン人事等で揉めていてまだ国連外交の準備が出来ていないので、今様々な事態が進行するのを嫌ったのではないかという可能性もあるように思う。ただ政権としての見解は方向性として堅いので(ともあれ、短期的には国連を実効性のある機関にするように努力するということ)態度は明確だということではないか。
 それにしても日本の国連対応の担当者の反応は少し変な気がする。小泉首相は今回「難しいことは最初から分かっている」とあっさりしたコメントを出しておりこれはその通り。町村外相も分かっているようだ。だったらもう少しやり方があるように思う。それよりAU案に案の定暴走の気配がある。これとの妥協は可能なのか。条件闘争の一環の側面もあるが基本的に調整力が弱い以上、最初の見込み通りに収拾出来なくなるのではないか。
posted by カワセミ at 23:22| Comment(0) | TrackBack(1) | 世界情勢一般
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日本と国連安全保障理事会
Excerpt: 日独などとアフリカ連合、安保理決議案の一本化持ち越し 皆さん知っている問題だと思いますが、自分の考えをまとめる意味もあるので、まずこの問題の概要について説明しますね。 第二次世界大戦終結から60年..
Weblog: のんだくれてすまん。
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